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おめでたいことと桜

突然夏前の陽気な気温と天気かと思えば、

曇天と強い風に吹かれて「前日までの暖かさはどこへ…」と着るものすらままならず、



新生活での不安と緊張にも似た心情のようだとこの文章を打ちながらふっと思う。

お久しぶりです、名蔵です。



一カ月更新が無かったことに少しの違和感を覚えつつ、

それでも気持ちはもう四月かと驚きを隠せません。



ありがたいことに、今年も月1で文章を書かせていただく運びとなりました。

ブログの運営スタッフさんの功績が認められ、

微力ながらそのお手伝いが出来たこと大変嬉しく思います。

これからも継続していけるよう、マイペースに記事を書ければと思います。



堅苦しい挨拶もこれぐらいにして

いつものようにつらつらと書き記していこうと思うが、

ここ一ヶ月書かなかった分、

名蔵としてどう書いていたのかを過去の文章を見返していた最中に見かけた文章と、ふっと最近話をしていて気になった事を今回の話題にしようと思う。





 ゲームと共通のコンテンツがキッカケで仲良くなった人がいる。

その人は他県出身で時間が合えば通話をする程度だが、

ある時「もう時期だから」と送ってもらった桜の写真に

ちょっとした違和感を覚え後から調べてみると興味深い事が分かった。



沖縄の桜は早い所だと1月の中旬から開花宣言がされ、

2月の上旬には時期が終わるが、



東京は3月下旬から4月上旬が見頃の為に、

入学式のイラストに満開に咲く桜が描かれたイラストをみて

「自分たちの時は葉桜だけどな」と不思議に思った事もなくはない。



時期がズレて咲く為気候だけの違いかと思えば、

実は咲いている桜の品種自体も違うものだった。



★沖縄で咲く桜は「琉球寒緋桜(リュウキュウカンヒザクラ)」という種類で、

別名ヒカンザクラ(緋寒桜)、ヒザクラ(緋桜)、

タイワンザクラ(台湾桜)とも呼ばれている、

沖縄に自生している品種のサクラです。


寒緋桜は日本で一般的に目にする淡いピンク色の「ソメイヨシノ」とは異なり、濃いピンク色の桜。

花は下向きに咲き、花弁は散らずに萼(がく)がついたまま落花するのも特徴のひとつです。

【沖縄では1月に桜が開花! カンヒザクラの三大名所&桜祭り情報[2025版]】(https://thegate12.com/jp/article/304)



良く名前を混同されがちな品種だが、

上の説明にもある通り、

緋寒桜も寒緋桜も同じ品種だということにも驚きだが、

他県ではその2種類でもなく「ソメイヨシノ」という品種だったことも驚きである。




☆ソメイヨシノが誕生したのは江戸時代のこと。

「オオシマザクラ」と「エドヒガン」という2種類の桜を交配させることによって生み出されました。

【桜のソメイヨシノは「全部クローン」!遺伝子がまったく同じなんです】(https://web.quizknock.com/sakura-remaster)



実はソメイヨシノという品種は野生からあったわけではない事を含めての記事が載っておりますので、

最後のクイズと共に興味があればご覧ください。




色とりどりの桜の写真と説明文を見ながら私は、

世の中同じようなものはないと理解してても、

実感することが無ければ想像することも難しい。




あの通話でのキッカケが無ければ、

ずっと春の絵として描かれる桜に不自然さを抱えたままだったかもしれない。

改めて自分の目で確認してみたくなったが、

見ごろはもう終えてしまったので来年は、いつもより観察してみたいと思う。

                 (2025-04-05)



参考資料

日本一早い、沖縄のさくら祭り最新情報(https://www.okinawastory.jp/news/tourism/4102

2025年桜の開花・満開予想(第11回)を発表


 
 

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