3 日前3 分日々草あれはまだ、 私が小学生になったばかりの頃。 学校帰りにお菓子を買って帰ろうとしたら、 急に雨に降られた。 幸い、目的地の駄菓子屋まではすぐだったので、 軒先で雨宿りしていた。 すると、駄菓子屋のおばさんが私の家に連絡してくれて、 私はお母さんが 来るまでの間、...
4月25日3 分紫苑あれは暑い時期が終わって、 涼しい時期が近づいてた 雲一つない晴れの日。 いつものように朝起きて、 支度をして、 馬の世話をしていた時だった。 「――お母さんにおこられるかも。」 馬用の水を溜める大きな甕から、 声が聞こえた気がした。 水を汲んだ桶を傍に置いて、...
4月25日3 分金毘羅船々(こんぴらふねふね)追風(おいて)に帆かけて シュラシュシュシュ あまりにもタイトルが思いつかなくて、 これを書いている時に 頭の中に浮かんだ歌詞を 題字にしてしまう荒業。 歌自体はNHKで放送していた 『日本語であそぼ』で、 このフレーズのみ 繰り返し流れていたので、 これだけで一曲...