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執筆者の写真room ひきピア

専門家の世界の見え方から学ぶ勉強することの意義を見出す

先月の記事(正確にはホットケーキの話の最後らへん)

を書いていた時にはとっくに梅雨明けて、

やっとあのジメジメから開放された!

ということもなく蒸し暑い日々が続いて、

さあこの暑さはこれからだということが

空梅雨から予告されたようで、

暑いのが苦手な私にとっては

どう過ごすのが正解か頭を悩ませる。



改めまして筆者こと名蔵(なくら)です。

このブログで初めてペンネームを名乗りました。

今日までここの文章を書かせていただきながら

名乗ることが無かったのは、

名前についてスタッフさんから

特に言及されてなかった事と

単に私がペンネームを考えるのが苦手で、

無いなら無いで

名前として筆者と書くのもいいな

とも思っていたからです。


(ブログの今後の方針を聞くに流石に

そうともいかないなと思ったので

サイコロ降って決めました。)

以後お見知り置きを


さて今回は、

定期的に見ている

You Tubeのとある企画動画について

話題に触れたいと思う。


これをご覧になっている皆さんは


『ゲームさんぽ』


という動画をご存知でしょうか?


ゲームさんぽとは

各分野の専門家と共にゲームをプレイし

専門家独自の視点から

ゲームの世界を散歩する


今年の2月頃にちょっとした騒動

(詳しく知りたい方は同ページに

その時の経緯が載っているのでそちらから)

でネットを騒がせたのだが、

この企画自体はとても面白いものなので

偏見なく見て欲しい。

とはいっても動画自体の数が多い為

何を見ていいか分からないという人は


①自分の知っているゲームから見るか

②興味のある分野から見るか


で判断しても良いと思う。


その中で私の好きなシリーズの1つでもある

藤村シシンさんの古代ギリシャ学者と行く

を紹介したいと思う

(こちらが初登場の動画



動画に出ている藤村シシンさんは

古代ギリシャ研究家であり、

NHK講座講師、執筆、監修などのかたわら、

古代ギリシャの祭りを再現する

「古代ギリシャナイト」を主宰。

2020年東京オリンピック採火式NHK生中継にて

古代ギリシャ語同時翻訳など。

(藤村シシンブログ、プロフィール引用


そんな藤村シシンさんが

古代ギリシャ学者になったキッカケは

高校生の時に『聖闘士星矢』を見て

ドはまりしたことだという。

この出来事はあらゆる書籍やメディアへの紹介文に

必ずといっていいほど書かれていて、


本人も


「他のは省いてもいいから

 これだけはちゃんと入れてほしい。

 それだけ私というルーツに大きく関係しているから」


との強い要望があった、

それだけ与えられた影響が大きいと同時に

いかに『聖闘士星矢』が好きか

と言う熱意が伝わる。


そんなシシンさんの解説の仕方は、

学者という単語が持つイメージのような

かしこまったものではなく、

聞いている人に合わせて

わかりやすい言葉選び、

古代ギリシャ人の価値観を

現代に置き換えて

話すことが出来る頭の回転の速さ、

「私は古代ギリシャが好きだ」

という熱量が聞いててわかるので

いつの間にか古代ギリシャの

ちょっとした知識が頭に入ってくるのが

驚きである。


学びに対するネガティブや

マイナスが一切感じない口語での解説に

知る気持ちが満たされて

ちょっとした満足感を覚える。



 

その他の動画で別の専門家達が

それぞれの分野で解説している話を聞く度に、

自分の好きや分野に

これだけの知識と学びを得ていると、

同じゲームでもこんなにも見方が違ってくるのか

と驚きと違う分野のようで

実は繋がりを持って組み込まれているという発見、

自分も誰かの助力無しに発見してみたい

という気持ちにさせてくれる。



それはゲームの世界だけでなく、

今自分が生きているこの現実でも

同じことが言えるのではないかと思う。


まずはいつもの買い物がてら、

いつも聞く音楽以外に耳を傾けて  

             (2023/07/06)

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