唐突に寒くなったり、
少し暖かくなったかと思ったのも束の間
翌日には布団からなかなか出られなくなる
を繰り返すばかりで
夏のあの暑さまではいかなくても、
もう少し過ごしやすくても良いのでは?
と思いながら天気予報とにらめっこする日々、
こんにちは名蔵です。
1月末からこの記事を書いている今も
バレンタインデーに向けて
着飾られたチョコレートや
材料が売られている。
この時期ならではの見たことない味は、
誰かにあげる為でなく
自分の為にと買う人も少なくはない。
その為、パティシエ達は
渾身の一品を仕上げて売り場に望む。
また、チョコレート企業では
自社の製品を使った
手作りレシピを宣伝して購買を促している。
友達のチョコレートを作るという名目で
普段はなかなか作れない一品を
作るのもとても楽しい。
このまま
バレンタインの話に
花を咲かせるのも悪くないが、
今回は最近見返して面白かった
アニメを紹介したい。
期間限定放送として
Youtubeのオススメに上がっていたのを
懐かしく思い見返していたが、
その時には気づかなかった
魅力と共に紹介したい。
1999年からアフタヌーンで連載し、
2005年にアニメ化もされていた
漆原友紀 作の漫画『蟲師』である。
「およそ遠しとされしもの
下等で奇怪見慣れた動植物とは
まるで違うとおぼしきモノ達
それら異形の一群を
ヒトは古くから畏れを含み
いつしか総じて蟲(ムシ)と呼んだ」
動物でも
植物でもない生命、
“蟲”。
時にヒトに影響を及ぼし、
奇妙な現象を招く妖しき存在。
そんなモノとヒトとをつなぐ
“蟲師”ギンコの果て無き旅路。
(アフタヌーン引用
蟲と呼ばれる生命体が
ヒトと関わることによって
起こった出来事を解決する、
医者のような立場である
蟲師(ムシシ)と呼ばれる
主人公ギンコのお話である。
1話完結の為主要人物は
それほど多くなく、
派手な戦闘シーン等は存在しないが、
蟲を通して見る
人との関わりがとても面白い。
出会った患者
(ここではあえてこの言葉を使わせてもらう)
の中には治すことを拒んでしまう人も
その理由に対する葛藤も
作品を彩る味になっている。
また、アニメ化されてはいるが
原作を尊重する作りになっており
環境音の一つこだわりぬいた世界は
蟲師を本で読んでいるときの空気感を
より繊細に感じることが
出来てとても良い。
そして最近見返した時に
気づいて驚いた事は、
EDの曲が
1話ごとに違う曲を
使っている事だった。
OPは
英語の歌唱で、
EDは
歌詞のない音楽が流れ
次回予告は題名のみ
というシンプルなもの
であったことは覚えていたが、
話の雰囲気ごとに
終わり方の曲調が
違うことに気づいたときには
今回の記事を書こうと
思えるキッカケにもなった。
他のアニメにない
ゆっくりとした終わり方は
ぜひ体験して欲しい。
そんな蟲師は
現在1〜13話まで
Youtubeにて限定的に
無料で公開されている。
期間は3月1日の12時まで、
本当は
1月末から公開されていたので、
なのでなるべく早く記事を出して
魅力を伝えようと
あれこれ思考しているうちに
この時間までなってしまった。
本当に申し訳ない。
不思議な魅力と
世界に溢れている作品なので
ぜひ皆さんにも観て欲しい。
(2024/02/18)