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『クリスマスケーキに思いを馳せる』

執筆者の写真: room ひきピアroom ひきピア

書き始めはまだ12月始めだが、

この文章を投稿し終えているときは既に年超えた後かもしれない。



それだけ目まぐるしく時間が過ぎて気がつけばもう片手で数えるほどになってしまった。



クリスマスや大晦日の空気感にも慣れてしまって、

せめて特別な日にしようと

いつも買わないお店でケーキや自分なりのご馳走を用意する。




お久しぶりです名蔵です。





小さい時にワクワクしたあの気持ちは忘れたくないものです。


先月のホイップデコからなんとなくクリスマス用に買うケーキを何にしようかと考えるのが楽しみになって、


スーパーやコンビニ、はたまた専門店のカタログをぼんやり眺めては、


去年には見なかったケーキの種類や飾り付けの違いにワクワクすると同時に


クリスマスならではのケーキは何があるのかと疑問に思い調べたことをつらつらと書き出そうと思う。






そもそも日本でクリスマスにケーキを食べようと広めたのはぺこちゃんで有名な不二家で、


フルーツケーキに煮つめた砂糖と水で作るフォンダンクリームのグラス(糖衣)を塗り、


銀玉を飾り付けたシンプルなものだった。


その後デコレーションされたケーキが流行り、


冷蔵庫が無かった為常温でも溶けにくかったバターケーキが主流になり、


冷蔵庫の普及とバターの価格高騰により現在のショートケーキの形に落ち着いた。


おかげで現在でもクリスマスケーキといえばにショートケーキを思い浮かべる人も少なくない。



その他にもクリスマスの二週間前から日を数えるように食べるドイツの菓子シュトーレン、


かつて北欧で冬至の夜に樫の薪を燃やし1年健康で過ごせるよう祈っていた文化がフランスに伝わると


イブの日にプラム、さくらんぼ、りんごを薪と一緒に加えてフランス独自にアレンジをし、


更に後世に薪に関するお菓子が作られ


フランス語で「クリスマスの薪」という意を持つブッシュ・ド・ノエル、



イギリスでクリスマスケーキとして食べられているクリスマスプディングは


プリンのような食感ではなく、ドライフルーツやナッツやスパイスが入っているので重厚な味わいで


生パン粉や小麦粉が入っているため今まで食べたことない不思議な食感である。



上記にあげた種類だけでなく、

様々なケーキが世の中クリスマスという1日を彩っている。



誕生日以外でケーキを買うこと無い人達もクリスマスだからと売り場に足を運ぶ姿は傍から見ても楽しそうでこちらも嬉しくなってしまう。


折角だから今年のクリスマスは新しい味にしてみようかとカタログを眺めるのだった。

                  (2024/12/24)


参考文献

クックドア 冬の定番スイーツ「クリスマスケーキ」!世界のクリスマスケーキをご紹介 https://www.cookdoor.jp/family-restaurant/dictionary/13694_resta_085/

TOKK クリスマスケーキの歴史とは?クリスマスを彩るお菓子の秘密

クリスマスの定番といえばコレ! 不二家が語るショートケーキの100年の歴史 https://dot.asahi.com/articles/-/3108?page=1

不二家 不二家の歴史 明治から終戦 https://www.fujiya-peko.co.jp/company/about/history/

ロッテ お菓子の切手 クリスマスの薪ブッシュドノエル

 
 

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