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梅雨入りと『HANA』から貰ったもの

ゴールデンウィークは曇りや雨ばかりでぱっとしない天気のまま終わる。


予報では梅雨入りではなく梅雨予備と言われ、曇り空ばかりでなんとも言えない心情の中、いかがお過ごでしたか?名蔵です。


雨は嫌いでは無いが低気圧の時は気持ちが沈みやすく、梅雨が来るなら早めに来て終わらせて欲しいなと思う心情。


ちなみに去年の梅雨入りは21日と平年より11日も遅く、今年もそれぐらいになりそうだと風のうわさで聞いて今年も傘持つか持たないかで玄関先で頭抱えそうだとその時の気持ちを思い出してモヤモヤする。



そんな時中、習慣のように開いたYouTubeのオススメ楽曲に衝撃を受け、気がつけばハマっていたアーティストについて紹介したいと思う。


去年の10月頃にとある事務所がオーディション番組を配信した。それはアーティストのちゃんみなにすべてのプロデュース権限を一任したガールズグループオーディション『NO NO Girls』 (通称ノノガ)。


ちゃんみな自身が見た目や声に対して「No」をつきつけられ、ガールズグループを志すもデビューすることが叶わなかった過去があり、応募の条件も



“「身長、体重、年齢はいりません。ただ、あなたの声と人生を見せてください。」という前代未聞の応募メッセージから国内のみならず、韓国やアメリカをはじめとした世界各国から7,000通を超える応募から本オーディションで書類・対面審査を通過し集まったのは、彼女と同じように「No」をつきつけられたり、自分自身を否定してきたガールズ30人たち。


(中略)


彼女たちの人生が表れた”声”や、NoをYesに変えていく本気の挑戦をぜひご覧ください”


引用 NONOGirls GIRLS GROUP AUDITION 2024より



こういったオーディション番組を片手程度でしか観たことがないが、印象として自分意外の候補者が全員敵のように感じる視線や緊張感、審査する側も一生懸命練習した候補者の発表を残念そうに見るシーンやそれを何度も流す編集の仕方等、オーディションを盛り上げるために劣等やマイナスを一人に押し付ける描写の回があったり、またそれをみた人達も触発されて候補者や演出に対して匿名の言葉をぶつける。投票でデビューメンバーが決まるオーディションだと如実にそれが現れ、心苦しくなって最後まで観れなくなってしまうのがほとんどだった。



そんなオーディション番組特有の苦しさがノノガには全く無い。



自身の活動もしながら、プロデューサー自ら一人ひとりに指導し、審査後に見送ってしまった人達にも言葉をかけ、(私はここまで来たあなた達を見捨てない)という言葉通りにラストではそれを視聴者の自分達も実感することとなる。


たった一度でも、どの程度でも否定された事、自分自身の否定してきたことのある人全て見て欲しいガールズたちの成長で勇気を貰えるそんなオーディション番組である。


少し切り抜きされた公式YouTube



の2つあるので興味のある人はぜひ見て欲しい。


すでに何度目かはわからない周回をしているが、何度だってみたい感動がそこにある。


雨の日に鬱屈とした気分を上げる心の栄養剤として、定期的に観ていたいと思う

             (2025/05/18)

 
 

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